お馴染みの役割(戦士・参謀・盗賊・聖職者 等)を任せられるように多少、型や特性の整理はしましたが、基本は名前から性別年齢までAUTOボタンをポチポチ連打して雑に決めたキャラクター達です。ランダムだったのにドはまりした。

吸血鬼はいいぞ。

【リーダー】ガウス

元・別宿冒険者PTのリーダー。ある事件で吸血化の後、影星亭へ。冒険者としての経験を買われ、半ば脅される形で吸血鬼達の旅に同行することになった。

明るく気さくな、最も人間らしい青年……なのだが、その実生きることに貪欲なPT中一二を争うクズである。親友が優しいのを良いことにやりたい放題利用しまくる。

大冒険に憧れ閉鎖的な田舎を飛び出したは良いものの、駆け出し時代の魔物による虐殺、冒険での命の危険、人間に騙され利用された経験……様々な厳しい現実に翻弄されるうち性格がねじ曲がってしまった。

■局外者 ■夢:自由と冒険 ■心の闇:死にたくない ■トラウマ:殺戮 ■無神論者 ■庶民の出 ■大食い

□親友: ウード □犬猿: エレック

【参謀】エレック

とある非好戦的な吸血鬼貴族イングラハム=レンナー家の放蕩息子。不浄の魔力を持つ血液の魔物。傲慢な態度とやんちゃぶりが災いして領地を追い出された。人里に降りて人間観察の面白さに目覚め、死に損ないに血を分けて遊ぶ。

他者共感能力が非常に低く、他者は自分に支配されて当然という高慢で独善的な男。自分の興味と好奇心に従い他者を翻弄するのが楽しくて仕方ない。

人間は獲物か、奴隷か、研究材料でしかない。……はずだったのだが、元人間勢に振り回されてすっかりツッコミ役が板につきつつある。こんなはずじゃなかったのに!

【聖職者】アルトゥール

雪国の地方貴族の生まれ、末弟。未練を残して死にきれずグール化の後、参謀の眷属として支配され吸血鬼化

幼い容姿で精神年齢がちょっと幼く、世間知らずで頼りない。盗賊役の少女へ純粋な好意を向ける普通の若者。押しが強かったりウジウジしたりでウザがられる。彼女によく似た大事な人が居たはずだが、なぜだか思い出せないでいる。

今でも聖北教徒。ただ、生前も死後も、どんなに祈っても願っても神が応えてくれることはなかった。

【盗賊】ヴィニー

暗殺者吸血鬼との間の子。参謀に捕獲されて現PTに所属するまで、売られ買われてたくさんの主人のもとを転々としてきた狂犬。

全員殺せたら自由にしてやるという約束のもと冒険に同行しつつ、吸血鬼殺しの力を活かして寝首をかいてやろうと思っていた……のだが、今ではすっかり仲間大好きのわんこと化した。

無口な美少女と見せかけて、その本性は殺しに遊びを見出すちょっぴりお茶目な殺人鬼霧の狼と猫に変身する。少しずつ、誰かに甘える方法と人のぬくもりを学び始めている。

【戦士】デイジー

PT最古参の元・リーダー。長く眠っていたらしき吸血鬼。『神託によって不死の力を得た正義の執行者』だと思いこんで人々を守るため活動するが、大体全部妄想である。

血の気のない肌と消えない目の隈、澱んだ瞳とぎこちない笑顔。ぱっと見怖い人に見えるがわりと脳みそふわふわ脳筋で温厚な優しい女性。料理は食べることも作ることも好きで、野営中の食事は彼女が担当してくれる。

戦闘経験のない仲間たちの訓練と指導をするのも彼女。リーダーを解任されたのは、彼女が脳筋すぎるのと、何よりお人好しがすぎるからだ。

【戦士】ウード

疫病で滅んだ村の最後の死者で、使い捨ての盾として参謀に蘇らされた吸血鬼。病気の妻を殺めてしまったことをずっと悔やみ続けている。

仲間や子供たちに対して行き過ぎた庇護欲を抱く。大事な人を命をかけて守り通すのが己の生きる全て、存在意義。本来穏やかで優しい人柄のはずだが、特に悪意に対して敏感で敵と認めた相手に容赦がない。

厄介事に好かれる親友に対しての世話焼きは特に異常で、分かっていて利用されている依存状態。親友が目の届く範囲に居ないと心配すぎて正気度0の面白おじさんと化す。